音、食、その他好きなこといろいろ

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やっと時間と意欲のタイミングが合い、
ヨコハマメリーを観ることが出来た。
ハマのメリーさん 真っ白なお化粧、純白ドレス姿で横浜の街に
 立ち続けた老婆がいた。
 人はハマのメリーさんと呼ぶ。
 かつて、将校相手の娼婦だった彼女は
 その娼婦としての生き方を
 前後50年貫いた。
 メリーさんが生きた戦後、日本、横浜を、
 彼女を取り巻いてきた人々の語る言葉で
 紐解いていくドキュメンタリー映画。
私の、メリーさんとの初の接近遭遇は1988年。
新入社員として横浜、関内の支店に配属された年だ。
噂は聞いたことがあったけど、やはり実際に会った時は息を呑んだ・・・
伊勢佐木モールやアート宝飾のそばで見かける事はもちろんあったが、
かつて働いていたオフィスが入ってるビルにも彼女は現れた。
伊勢佐木でも馬車道でもないけど・・・
ドアの中に入らなくても雨風をしのげる作りになっていて
腰掛けられるスペースもあったからだろうか。

初めは慣れなくて、会うたびギョッ!としていたけど
そのうち彼女がトボトボと歩いてる姿が
あの辺りの風景の一部のように溶け込んでいた。

メリーさんが横浜から消えたのが1995年だという。
横浜で彼女を見かける事が出来たギリギリだったんだな・・・私。
すごく貴重な事だったんだと改めて思う。

この映画のスタッフは20~30代だという。
メリーさんを通じ、戦後の横浜を生き抜いた人々の
歴史を記録に残したい

その熱意にメリーさんを知る人々が協力し、
5年の歳月を経て、完成した作品なのだ。

映画の中で、彼女の声を初めて聴いた。
今でも謎の多い彼女の、ほんの少しの歴史を知ることができた。
それこそ戦後を生き抜いてきた女性の生き様である。
そして今まで見たどんな資料よりも、ハマの歴史を見れた気がする。

映画の中で、メリーさんを知る人達が思い出、エピソードを語るのだ
この人達の人生もドラマティックというか、壮絶だったりする。
そして、すごく粋な女性が出てくる。
横浜最後のお座敷芸者、五木田京子ねえさん。
すげーかっこいー!のだ。
メリーさんとは仲良しではなかったっぽい(笑)

もう知られている事実だが、
1995年に横浜を去った彼女は故郷の養老院にいた。
その姿を見た時、少し目頭が熱くなった・・・なんでかしらね。
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 コメント
この記事へのコメント
大道芸観覧レポートという写真ブログをつくっています。
ときどき寄ってみてください。
ヨコハマメリーをとりあげました。

http://blogs.yahoo.co.jp/kemukemu23611
2006/10/07(土) 20:03 | URL | kemukemu #-[ 編集]
>kemukemuさん
コメントありがとうございます。
今も各地で上映されているんですね。
2006/10/09(月) 01:41 | URL | はづき #N0fGSRtA[ 編集]
TBありがとう。
あの芸者さんの、気風のよさが独特でしたね。メリーさんとは、犬猿の仲だったんでしょうが、逆に言えば、お互いに一目置いていたのかもしれませんね。
2007/08/23(木) 02:27 | URL | kimion20002000 #fOhGkyB.[ 編集]
>kimion20002000さん
五木田ねえさん、かっこいいですね!
たぶん初めは嫌っていたでしょうけど
そのうちお互いを認めあう存在になったんでしょうね。

TBありがとうです。
2007/08/23(木) 10:35 | URL | はづき #N0fGSRtA[ 編集]
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2007/09/07(金) 00:42:11 | ・*・ etoile ・*・